2017年度振り返り(具体版)
ざっくりした振り返りは前回の投稿で書きました。
今回は具体的になにをやったか1年分まとめておこうと思います。
ついでに来年度どうするかも、ちょっとだけ。
-大学
2年次から専攻の授業が始まりまして、単位もぼちぼちとってます。最難関フランス語の単位をとり終えて、残るは好きな教育学の専攻の単位と卒論の単位、その他なんでも加算されるその他枠だけで、卒業までのんびり勉強できそうです。3年になってすぐ研究室が決定するので、頑張ろうと思います。
-教育学
専攻内容の話をすると、教育学の中では特に教育経済学に関心があると思い、数冊専門書を読んでいる最中です。ただ、読んでいく中で、教育経済学という、経済学寄りの学問も好きですが、わたしがやるべきはもっと中間の分野なのかなと思い始めています。教育界と経済界の対話、みたいな。3年次はそこに目を向けていこうかと。
-MPI
7月頃に福岡代表になりました。おかげさまで欠席0です。先輩方が引退して心細い時期もありましたが今はなんとかなっています。代表として掲げた3つの方針と、個人的にMPIで成し遂げたいことと、色々と目指すべきところが多すぎて辛い時もあるけど、かわいい後輩にも恵まれて楽しくやってます。今年はビジネスプランだけではなく政策の立案にもチャレンジしました。
-ミラスク
9月ごろから関わらせてもらった高校生のキャリア教育プロジェクトです。MTGにはほぼ出席しました。単なるイベントの企画ではなく、教育目標やそれに向けたワークの考案も含めた企画なので、より現場に近い位置で教育の勉強が出来たのかなと思っています。ロジカルに考えることや効率のいいタスクのこなし方など他の場で学んだことがものすごく役に立って嬉しかったです。学生主体の単発プロジェクトに関わることはこれで最後だったのかなと思います。妹みたいに可愛がってくれたメンバーの皆さん、ありがとうございます。
-スピンオフゼミ
ミラスクのメンバーと、わたしが1年生の時に1期生として参加していたLAPの2期生が合同で、自分の専攻分野について発表するゼミに参加しました。人の専門分野の話をきくことはこんなに面白いのかと気づくと同時に、自分の専攻分野についてまだなにも語れない歯痒さを知りました。これも欠席0です。
-読書
この1年本はたくさん読みました。数えてないけど、100冊超えてる気もする。2018年に入ってからの3ヶ月で38冊なので。主に教育系の本とビジネス書、たまに小説です。2月には速読講座も受講して読み方の幅が広がったので、どんどん読んでいこうと思います。
-SchoolAOZORA
AO対策専門のオンライン指導塾です。5月ぐらいにかなりざっくりと企画されている状態で話をきいて、立ち上げから関わり始めました。初期の戦略策定とその後は法務・経理あたりをお手伝いしようかなと思っていましたが、なかなかうまくいかず。代表者が個人事業主になったものの結局廃業になりました。立ち上げ期のリーダーシップのとり方、メンバーのモチベーションマネジメント、など考えさせられることはたくさんありました。ちなみに最終プレゼンは全く関われていませんがC&Cという九大のビジコンで優秀賞とりました。
-OnRAMPインターン
1年生の2月から始めて、頻度は落ちつつも毎週出勤しています。コワーキングスペースの事務ですが、たまに調査のお手伝いをちょっとしたり、たまに置かれてあるVC系の本を読んだり、ぼちぼち勉強しています。自分のタスクを持ち込むことも多かったので、あと2年はもうちょっと調査案件自分からとりにいこうかな…。
-塾バイト
最近はじめました。塾講師というよりは事務や営業に近い仕事もたくさんあります。良くも悪くもわたしがこれまで企画で関わってきた高校生は、みずからイベントに参加したり通信制の高校に通ったりする、どちらかといえばマイノリティの子たちだったので、塾ではマジョリティの現場を見ることができて新しい発見がたくさんあります。関心がある、経営と教育の葛藤みたいなものも垣間見れて、手や足を動かすことの大切さを痛感しています。
-GEIL
単発のイベントですが。3月に参加した政策立案コンテストです。楽しすぎて衝撃的すぎてたった3日の参加なのに1項目つくるレベルになりました。福岡のイベントに行くと必ず誰かしら知り合いがいるのに、東京まで行けばさすがに誰もいない。福岡にいれば間違いなくハイレベルだと言われる学生がゴロゴロいて、井の中の蛙は大海を知りました。なにを学んだか詳しくは過去の記事に書いています。
-その他イベント
この1年ほとんどイベントというイベントに参加していませんが、2、3月は就活イベントに行ってみたりキャリア教育系のイベントに行ってみたりしました。キャリア教育関連では、3月に高校で授業もさせていただきました。
-進路
院進も考えていましたが、今のところ就職に心がだいぶ傾いています。ファーストキャリアは教育系に行かない可能性が高そうです。ぼちぼち就活を始めました。
こんな感じです。
1年間おつかれさま、わたし。
2017年度振り返り
※Facebookの投稿と同じ文章です。
2017年度が終了しました。
皆さんいつもありがとうございます。おかげさまで4月から3年生に進級します。
少し落ち着いて過ごそうと自分の中で心がけた1年でした。関わったコミュニティやプロジェクトの数も昨年度に比べたらだいぶ減り、目標も一過性のものではなく習慣化することを目指すものを立てるようになりました。
暮らし方に幅ができた1年でした。のんびりやってきたからといってそれしか出来ないわけでもなく、忙しい時期は忙しく、そうでない時期は丁寧に生きる、バランスのとりかたがわかるようになりました。
本もたくさん読んだ1年でした。本の読み方もコツを掴み始めて、手に取れる冊数が一気に増えました。
自分の思考はどこに行ってもかわらないことがわかった1年でした。教育学の研究でもプラン立案でもプロジェクト企画でも、どこでも自分の強み弱みが同じことを知りました。
習慣が少し増えた1年でした。1番自分でびっくりなのが家計簿をつけはじめてまだ続いていることです。最近は英語の勉強を習慣化しようとしています。
人を大事におもうようになった1年でした。他人に目を向けることができる余裕、他人に目を向けなければならない責任、「他人」と呼ぶことに違和感を覚えるほどの他人の存在。色々あって、大事な人も増えました。
生き急いでいたわたしが、足を止めるのを怖がったわたしが、無理にでもせいいっぱいゆっくり過ごしました。大げさに言えばこの先生きていくために人生において必要な1年間でした。
来年度は、無理に動かず、されど無理に止まりもせず、ちょっとだけ未来にも目を向けつつ、がんばろうかなと思っています。
4月からもよろしくお願いします。
インプットとアウトプットのお話①
GEILシリーズ第2弾です(前記事参照)。
今回は政策立案の中身についてのお話。
一通り、開会式や基調講演やアイスブレイクを済ませて、戦略策定のグループワークが始まったときに、まず驚いたのが「ケースブック」という冊子でした。
これは、政策立案の方法や、今回の課題に沿ったデータなど、必要になりそうな情報があらかじめまとめられている冊子です。
これを渡されたとき、その分量にわたしはびっくりしました。
いつもビジネスプランや政策をつくる時も、もちろん情報を集めるところから入りますが、今回はその量が全然違いました。たぶんいつもが少なすぎるんだろうなと思います。
立案の方法についても、ここまで端的に綺麗にまとめられていれば、たしかにやりやすいなと思いました。いろんな本を読みはするけど、ここまで体系立ってまとめていないし、なんなら頭の中でもまとまっていなくて、だから使える状態になっていないんだろうなーと。
目的に合わせた多すぎず少なすぎない量のインプット、整理としての事前の小さなアウトプット、アウトプット直前にまたそれを再インプット、やっと最後にアウトプット、こんな流れが大事なのかなーっていうことで、
この間総会で言われた「インプットが少ない」ってことも、なんだか腑に落ちました。
でもまだ自分の中で課題なのが、「インプットとアウトプットの間にはなにがあるんだろう」ということです。
逆に言うとこれがわかれば自分の成長にもつながるし、後輩へのアドバイスももっと的確になると感じています。
なんなんだろうね。たぶんこれ、教育学なんだろうなーと思うけど、自分の専攻なのにどこの分野なのか検討もつきません。教育工学かな…。
反省です。調べて勉強しようと思います。
仲良しと仲良しごっこは違う
こんにちは。
3月12日~14日に、学生団体GEIL主催の政策立案コンテストに参加してきました。
この記事も次の記事も、そこで学んだこと、感じたこと、考えたことについてになりそうです。なんせ交通費と参加費でかなりの費用かけてまで参加したわけですからね。それなりのものを持って帰りました。
まず今回書きたいのは、「人と仲良くする」ということについて。
チームのメンバーに恵まれたのか、全員初対面だったのに、ほんっっっとに大好きな友達ができました。人生でこんなに笑ったことはなかったのではないかというレベルによく笑って、素直に「楽しかった」と言える3日間でした。
でも真面目にやる時は真面目にやりました(他チームからみたら不真面目に見えたかもしれないけど真面目でした)。わからないところはわからないと言えたし、違うと思うところは違うと言えたし、確認すべきところは何度も確認したし、でもだからこそ納得する部分は納得して進めることができたと感じています。そんな風に頭を使ってお互いの意見をよくきいて、というやりとりもまた、「楽しかった」です。
こんな体験をして思ったのが、こんな風に一緒にいて楽しい人ってあんまりいないなということでした。
「そうだね」って同意するだけが友達じゃありません。
なんでもわかってるふりをしちゃうのも友達じゃありません。
でも一緒にいて笑えないのも友達じゃありません。
こんな関係でプランつくるの、想像よりやりやすくてびっくりしました。
MPI京都の2人が仲の良さが強みだと言っていた意味がわかりました。
どうやったらこんな関係になれるのかは模索中です。
なにか知っている人はぜひ教えてほしいぐらいです。
人に頼ることは素敵なこと
3月8日、ある高校でキャリアに関する授業をしてきました。
その中で、自分の将来を考えるにあたって、WILL、CAN、MUSTの3観点から考えるといいよーという内容を扱ったのですが、
WILLの部分として理想の自分について考えるワークをしている時に、高校生が書いたワークシートの中で、ふと目にとまったフレーズがありました。
それが、
「人を頼り人に頼られる人になりたい」
というフレーズでした。
人に頼られる人になりたいっていうのは、割と誰でも思いつくことなのかなーと思いますが、
気になったのは人を頼りたいという部分。
どんな気持ちで書いたのか気になって、高校生に尋ねてみると、「人に素直に頼れないのは損する」と話してくれました。
確かにそうなんですよね。
素直に人に頼らない人は、一見強い人に見えるかもしれませんが、やっぱりどこかで弱くて、
素直に人に頼る人は、なんだかんだ強いんだろうなと。
忘れかけてた大事なことを思い出させてくれました。
若干17歳にしてそんなことを心で理解している高校生、立派です。
お互いから学ぶ教育、素朴な言葉ですが、楽しいなと思いました。
「勉強」は「勉強」でも種類は色々あって
3月3日、所属している団体MPIの、春の総会がありました。
夏合宿の時も春の総会の時も、あー勉強不足だなあと思うんですよね。それは自分がまずそうだし、周りもそうで。
そしてそれなりに福岡に帰って「勉強しよう」とは思うんですが、結局次も同じレベルのまま勉強不足だと思い知らされます。さすがに4回も繰り返したら、そもそも勉強の仕方が違うんだろうなという気がしてきました。
なんでもやればいいってわけではないんです。
高校の時までの勉強は、国語か数学か英語かみたいな要は枠がある中での勉強で、そりゃなにかしらがむしゃらにやれば多かれ少なかれ伸びはする勉強なんです。
大学や社会での勉強は違うと思います。がむしゃらにやったら本当に意味のないことをしただけだったということにもなりかねないし、中途半端にやっても成果はあがらないし。
なんにでも興味を持つのでなんにでも手をだしがちですが、「何をして何をしないか」、しないことを決めることが必要だと思いました(経営戦略と一緒)。
勉強も目的をもってやらないと、やってちょっと満足するだけの、意味のない時間になるんだと思いました。
がんばりますだなんて薄っぺらい言葉で片付けたくはないけど、がんばるしか、という感じです。
はっきりと勝ち負けがわかる状況で、負けて泣くほどには悔しかったので。珍しい感情だなーと俯瞰している自分も自分なので、悔しいからやるっていう感情的な理由以上の理由を持って目的を見据えてやっていきたいなと思いました。
おしまい。
本を読む人でありたい
先日、速読の集中講座を受けました。
元々本を読むのは大好きで、もっとはやく読めたらなーという理由での参加でしたが、
読み方のレパートリーが増えて読書が楽しくなったなーというのが感想です。
本のなにが好きかっていうと、
・好きな時間に好きな場所で勉強できたり楽しめたりすること
・色んな人が長い時間かけて培ってきたものを数十分、数時間で知ることができること
・本によってはいくつもの人生を疑似体験できること
・たまに素敵な表現に出会えること
などなどです。
本当に素晴らしい発明です。
そもそも本という存在自体の紙質や表紙のデザイン、フォントなど、コンテンツではない部分を観察するのも好きです。本屋さんに行って平積みの本たちを眺めるだけでわくわくします。
一番好きなのは原研哉さんの「白」かな。すごくこだわってつくられてるのがわかって、手にとると幸せになる本です。
もうほんとに、本が大好きです。
本を読むだけの人生を送りたいです。
一生同じ建物の中にいろと言われたら大きな図書館を選びます。
それぐらい大好きです。
大学生って、半数は年に1冊も本を読まないらしいです。
わたしは本を読む側の人間であるだけじゃなくて、
本を最低年100冊、できれば150冊ぐらい、
読む人でありたいです。
おしまい。